医療・健康メディア「WELQ」の閉鎖で、現役ライターの私が感じたこと。

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誰もが知っているであろう、DeNAのキュレーションメディア「WELQ」が閉鎖した。それを知ったのは、今日も電車で何気なくGoogle検索をした時だった。記事の医療情報などに信憑性がない…ということで閉鎖したそうだ。電車の中でその画面を見て、思わず固まってしまった。WELQに寄稿したことはないものの、私自身もWEBライターのはしくれだからである。この事件(?)を見て、ライターとして率直に感じたことを書いてみようと思う。

SEOで最強だったWELQ

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最近は、何を検索しても一番上にWELQが来る。本当にびっくりするくらい、WELQの記事(笑)。医療・健康の話題だけかと思いきや、なぜか不倫や恋愛などのラブ記事までも、トップにWELQがあたる。当然上に来るから、私自身も何度も読んだことがある。ライターをやっているからこそ、結構な文字数のWELQの記事は「あ〜さぞかし書くの大変なんだろうな〜」と思っていた。

しっかし、SEO強すぎ…

と、正直ドン引きしてたくらいである(笑) 今回の件は、WEBメディアに従事する人なら見逃せないものだったと思う。健康・医療のメディアに携わる場合も、そうでない場合も、メディアの未来を考え直す機会なのかもしれない…。

キュレーションライターはどんな気持ちで記事を書いているのか?

クライアントの要望に沿うのが仕事。WEBライターの葛藤

個人ブロガーさんなどの記事を見ると、DeNAのキュレーションメディアはめちゃめちゃボロクソに叩かれている。「パクリ」「コピペ」「著作権侵害」「ゴミ記事」等々…。ライターとしては見るのも辛いような言葉が羅列されている(笑)

私自身も、ライターの仕事を始めたばかりの頃はキュレーションメディアの執筆をよく引き受けていた。しかし、個人ブロガーのブログを読むことも好きだったので、どこかでキュレーションメディアは「パクリ」要素があるような気がしていた。それ以降、基本的に”テキスト形式”…つまり、引用などはせずに自分自身の言葉で記事を書く案件をメインに受けるスタイルに変えた。というか今では自分の言葉で書く「コラム」以外は書きたくないと思っている。

そして、キュレーションメディアへの寄稿に疑問を感じてからは、自分自身のメディアや自分が運営するブログに力を入れるようになった。レギュレーション無しに、自分の言葉で好きなように書けるのが、一番気持ちいいからである。

それでも多分、キュレーションメディアのライターたちはパクりたくてパクっているわけではないのだと思う。(少なくとも私はそうだった)

私もDeNAの大量生産記事の発注を受けたことがある。しかし、あまりにも巨大で、あまりにも叩かれているメディアだったので、あまりにも抵抗があり引き受けなかった。結果的に、DeNA関連メディアでは一記事も書いていない。

しかし実際、ランサーズやクラウドワークスなどの台頭で「WEBライター」を本業にしている人もたくさんいる。その人たちはあくまでもクライアントの要望に沿うのが仕事であり、クライアントの用意したマニュアル通りに記事を書いていく。それが結果的にキュレーションを嫌う人たちにとって”パクリ”になってしまうのだろう。

だからこう、率直に言うと、ライター的にはとても葛藤なのである。自分はいい記事を書きたいけど、引用を用いなきゃいけないサイトや、そういったマニュアルであることも多い。

あ〜、これからどうなるのかな、キュレ―ションメディア

最近よくこれを考える。自分がWEBライターを始めた頃は、まさかこんなにたくさんの仕事をもらえるなんて思えなかった。それくらい、メディアが増えている。怖いくらいに、である(笑)

果たしてWEBライターという職業が数年後あるのかどうなのか? も疑わしいものである。今回のWELQの件をかわぎりに、少なくともメディアの方向性は変わっていくだろう。

実際にWELQで記事を書いてお金を稼いでいたライター、その他キュレーターメディアでライターをしている人、ランサーズやクラウドワークスのライティング案件で稼ぐのが本業になっている人、たくさんいると思う。

改めて、WEBメディアや記事を書くことについて考える機会なのではなかろうか。もしかしたら、誰にでも書ける集めるだけの記事はこれから減っていくのかもしれない。これからもずっとライターであるために、自分でしか書けない記事、そして自分のブランディングに力を入れることも視野に入れたほうがいいのかもしれない。

わ、わたしも頑張ろう…!(汗)

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